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163話
<兄弟と砂浜> 丸藤兄弟と皆さん
翔「本当にいろんなことがあったよ……」
亮「ああ……そうだな」
翔「留学生のみんなは自分の学校へ帰っちゃったし」
亮「そうか……あっという間だったようだな」
翔「僕はこうしてブルー寮へ上がって、万丈目くんやレイちゃんも寮を移ることになったし」
亮「そうか……それでレッド寮には今、十代しかいないというわけだな」
翔「吹雪さんがもう一度ダークネスをやってみたりとか、
藤原くんとはずっと友達だったような気がしないでもなかったりとか」
亮「藤原か……まかないパンを引き当てたときには俺に寄越してくれる、いいやつだった……」
翔「あとそれからね、十代のアニキの中にはユベルがいるらしいんだ」
亮「それはさすがに理解できない」
<兄弟と全国大会> 更なる丸藤兄弟と皆さん
「サイコ流なり。サイバー流、勝負!」
亮「くっ……」
翔「兄さん!」
「待たれよ!
この勝負、わがサイトウ流に預けてもらおう」
翔「うわっ、ほかにも来た!」
「なにを! サイパン流もいるぞ」
「我らがサイエンス流を忘れてもらっては困る」
「科学がどうした。サイキック流こそが最強なのだ」
「サイクリング流だ! 自転車をこいで駆けつけてまいった」
翔「な……こ、こんなに?」
十代「こうなればもうトーナメントを開催するしかないな」
翔「アニキ!」
亮「だがしかし、そのためには…………もうひとチーム足りない」
翔「はたしてそういう問題かな」
十代「……そうか! わかった、今こそサイオウの出番だ!!」
翔「ここでまさかの新結社設立!?」
164話
<聞け! 魂の叫び> 十代と翔と兄さん
十代(翔……デッキの声を聞くんだ!)
翔(アニキ……! やってみるよ!)
→ A. まずは交換日記からはじめる
B. ビークロイドとお見合いさせる
C. 愛情が深まると挨拶をしてくるようになる
翔「ユベルは毎日言うの!? 『おはよう』から『おやすみ』まで!」
十代「ああ、もちろんだ」
翔「くっ。僕もまだまだってことか……!」
亮(それは違うぞ、翔……!)
翔「あっ、いまピピッ!ってきた! 兄さんから!」
十代「よし、ついに会得したな! デッキとの絆を結ぶ……テレパシー!!」
亮(それも違うぞ、十代……!)
<引け! 魂の一手> 十代と翔と兄さんとパン
翔「あっ……あたりだ! 黄金のタマゴパン!」
十代「やったな!」
翔「うん! 黄金のタマゴパンってスゴイよね。みんな大好きだし」
十代「それなのに、一日ひとつしかないからな。それだけに誰にとっても『あたり』なんだけどな」
翔「僕はエビフライパンも好きだなー」
十代「俺はなんでも好きだぜ」
翔「……ちなみに、兄さんにとっては殆どのパンが『はずれ』らしいんだけど」
十代「どうりで引きが強いわけだな……」
165話・166話
<出題編> サンダ一少年の事件簿
万丈目「エド……すまない。実は…………」
エド「あのスーツケースをなくしただと! 万丈目ッ!!」
万丈目「ちょっと待ってくれ」
エド「なに……?」万丈目「こうしてみんなに集まってもらったのは他でもない。
スーツケースを盗んだ犯人は……この中にいるッ!」
エド「!?」
エメラルダ「!?」
千里眼グループ社長「!?」
サイン会スタッフ「!?」
サイン会に並んでいたエドファンの少年「!?」
マイク「!?」
おジャマイエロー「!?」
十代「!?」
翔「!?」
剣山「!?」
クロノス「!?」
アカデミアの一般生徒たち「!?」
エド「まさかこんなにも集まっていたとは……」
万丈目「解決編直前の全員集合ともいえば、最早お約束だからな」
エド「で。誰なんだ、犯人は」
万丈目「それを今から探していく。一週間ほどかけて!」
エド「!?」
<みがわり> サンダ一少年の頑張り
十代「エドとのデュエルだって聞いてたから、驚いたぜ。万丈目とやるのも久しぶりだな」
万丈目「ああ……しかし十代、今日の俺はあくまでのエド=フェニックスの代理に過ぎない。
したがっては『それを考慮した上で』お前とのデュエルを進めさせてもらいたい」
十代「どういうことだ?」
万丈目「まず、一人称は『僕』で進行させてもらう。髪型もこうして頑張って寝かせてきたし」
十代「はじめ正直、誰かと思ったぜ」
万丈目「残念ながら白いスーツは用意できなかったので、白いおジャマスーツということで容赦してくれ」
十代「どこから調達してきたんだ?」
万丈目「あとはお前の黄金のタマゴパンを素知らぬ顔で横取りすれば完璧だな」
十代「このデュエルは延期することにしよう。黄金のタマゴが取れなかった日までな……」
万丈目「十代、きさまァー!」
<誤答編> サンダ一少年とプロフェッショナル魂
十代「それにしても万丈目、お前……掌がボロボロだな?」
万丈目「ああ。俺にも色々とあったんでな」
十代「いろいろ?」
万丈目「いろいろとだ。
そう……デュエリストを目指す子供達は皆、そのドロー能力を鍛えるため……
焼けた石を握り、氷水に手をつけ、その小さな身体を鍛えるのだ……
乗り越えて摩擦に絶えうるだけの強度を手に入れた掌は、すなわち……1秒もあればゆうに三十回の握手運動をこなすッ……!
猛者達のつくる長蛇の列を前にして、プロともなれば堂々と立ち向かって行かねばならん。
十代……お前も将来は掌の皮に気をつけろ」
十代「俺、寝直してくるぜ!」
172話
<十代、(ヨハンが)戦慄の出航>
ヨハン「ごめん……オレ、船舶免許もってなくてさ」
十代「気にすんな。実は俺も持ってない」
ヨハン「な……!?」
十代「出航!!」
<ヨハン、戦慄のアークティック校>
ヨハン「どうしてデュエルアカデミアは海の真ん中なんかにっ……!」
十代「ああ、ノース校なんて氷の中にあるらしいぜ!」
ヨハン「実はアークティックも…………………… いや。この話はやめておこう。
あまりにも、むごい……」
十代「ヨハン!?」
174話
<突撃! 隣の晩ヨハン→十代>
藤原「突撃! 隣の心の闇! こんばんはー失礼しまーす」
ヨハン「わわっ、すみません……今日はこんなものしかなくって!」
ヨハンさんの心の声
『ヤバイヤバイどうしよう、こんな状態だから十代とちゃんと会話できてないぞ……船の上でもお互い焦ってるばっかりだったしな……!
アークティックへ帰るまでには何でもいいからせめて十代の全身を、じゃなかった、こう……あれだ、関係の前進を!いや待てよ、これが吹雪さんなんだーって、十代やっぱ明日香の兄さんと仲いいわけ? 先輩なのに? 同級生的な? いや、まあそりゃ十代だし?
そこんとこどうなん…………あ、っていうか十代が隣に……やっべ! 近い、超近い!』
ヨハン「ちょっとドキドキ純情風味です」
藤原「はーい、ヨハン=アンデルセンさんでしたー」
新たなる生命の誕生176話
十代「ヨハンと俺が協力したら…………ほら、こんなに元気なこどもが!」
レインボーネオス「オギャー。オギャー(虹色)」
藤原「ま、まぶしい」
『こうして藤原は改めて、愛というものを思い出したのだそうな……』
<来年アカデミアで剣山総受け>
「新入生歓迎パーティーの打ち合わせやるドーン!」
「おまえ、ブルー寮に昇格したのにまだその制服を着てるのか……」
「あんな重ったいコート、袖とってもワイルドじゃないし着たかないザウルス」
「ああそう」
「打ち合わせは僕と剣山でやっておきますから、エドさんはプロリーグに戻られていいんですよ?
ご遠慮なく」
「……ああそう。誰だ? お前」
「あなたと同じ、ブルー寮の空野ですよ。
部屋はあるのにちっとも姿を見せないで、剣山以外の同級生の名前をろくに覚えていないエド=フェニックスさん」
「確かに、知らないな。ソラノだなんて……剣山からも聞いたことがない」
「…………」
「…………」
「そこ、おしゃべりは慎むドン! 話し合ってんのならオレにも聞かせ……」
「剣山先輩。ボクと打ち合わせしよ」
「レイちゃん?」
「いいからいいからあっちは聞かなくても」
来年アカデミアはほのぼのしていてもトライアングルしていてもときめきます。
がんばれ年長者(藤原)
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